ワイシャツの襟の黄ばみは時間がたったら取れにくい!効率の良い落とし方はこれ

  • 2022年8月28日
  • 2022年8月27日
  • 黄ばみ
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ワイシャツの襟にいつの間にか黄ばみが発生していたという経験はありませんか。

黄ばみの原因は汗や皮脂による「皮脂汚れ」です。皮脂汚れが酸化する事で黄色に変化してしまい、黄ばみを生んでしまいます。

特に夏場は汗をかきやすいのでより黄ばみが発生する機会も増えてしまいます。

また、ついつい洗濯物を溜めてしまったりと長く放置する事も黄ばみを発生させる原因となります。

襟に黄ばみが発生した時、どのような方法が一番効率的に落とせるのでしょうか。

今回はワイシャツの襟に黄ばみが発生したときの対処法をまとめていきます。

また、ワイシャツ以外のアイテムについても時間が経ってしまった襟の黄ばみを落とす方法をご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

ワイシャツの襟に黄ばみが!時間がたった場合もこれで落とせる

時間が経ってしまったワイシャツの襟の黄ばみを効率よく落とせる方法をご紹介します。

まず最初にご紹介したいのが台所用洗剤と歯ブラシを使った方法です。

こちらの2つのアイテムはご自宅にある身近なアイテムなので試してみる価値はあると思います。

最初に襟をしっかり水で濡らします。

次に台所用洗剤を襟に数滴垂らして歯ブラシで擦っていきます。

洗剤がしっかり行き届いたタイミングでよくすすぎ、普段通りの洗濯を行います。

台所用洗剤を追加しながら泡立ち歯を保ちつつ、ブラシは方向を時々変えながら強すぎない力加減で動かす事を心がけて下さい。

続いてセスキ炭酸ソーダを使う方法です。

セスキ炭酸ソーダはドラッグストアやダイソーなどの100円均一などの身近な場所で手に入ります。

油汚れや水回りの清掃の時にも使えるので生活に便利なアイテムです。

アルカリ性なので酸性の黄ばみを中和させながら落としてくれます。

最初に襟をしっかり水で濡らします。

続いてセスキ炭酸ソーダを水に溶かします。

入れる目安は500mlに対して小さじ1です。

作ったセスキ水を歯ブラシなどで襟元に染み込ませて5分間置きます。

またはセスキ水をスプレーにして襟元に吹きかけて、20分ほど置きます。

その後はすすいで普段通りの洗濯をしてください。

ちなみに重曹でも同じ手順で行えますが、セスキ炭酸ソーダの方が水に溶けやすい性質を持っているのでより効果が得られるとされています。

最後に酵素系漂白剤と重曹を使う方法をご紹介します。

こちらの方法がご紹介した中では最も効果的とされています。

行う際にはゴム手袋をつけておいた方が安心です。

最初に洗面器などにぬるま湯を貯めて酵素系漂白剤と重曹をそれぞれ大さじ1ずつ入れて溶かします。

続いて歯ブラシなどで襟元に染み込ませていきます。

次にアイロンのスチームを軽く当てていき黄ばみを落としていきます。

最後に水ですすいで普段通りの洗濯をしてください。

塩素系漂白剤を使うことも効果的ですがワイシャツの中には使えないものもありますのでご注意ください。

襟に黄ばみが!時間がたったコートでもこれで落ちます

ビジネスシーンやお出かけの際に使うコートの襟に黄ばみが発生したらどのようにするべきなのでしょうか。

コートは自宅で洗濯できるものとできないものが存在するので洗濯表示を確認してみてください。

コートは種類によって生地の素材が異なり、おすすめの方法も違ってきますのでアイテム別にまとめていきます。

最初にビジネスシーンでも良く使うトレンチコートの襟の黄ばみについてです。

トレンチコートの黄ばみはワイシャツと同様に2つの方法で落とすことができます。

1つ目はセスキ炭酸ソーダを使う方法です。

セスキ水をスプレーにして吹きかける手順まで同様に行います。

ハンドソープを同じ部分につけて歯ブラシなどで優しく叩きながら洗っていきます。

最後に水で洗い流し、コート全体を手洗いをしてください。

ハンドソープを使う事でさらに効果が高まります。

手洗いではなく洗濯機を使っても良いですが、素材によっては洗濯できませんのでご注意ください。

2つ目は酵素系漂白剤と重曹を使う方法です。

ただし、熱に弱いアクリルやウレタン素材はこちらの手順はおすすめできません。

ぬるま湯に酵素系漂白剤と重曹を溶かす手順までを同様に行います。

続いて歯ブラシなどで襟元に染み込ませていき、ドライヤーを当てて効果を促します。

最後に水で洗い流し、コート全体を手洗いをしてください。

手洗いではなく洗濯機を使っても良いですが、素材によっては洗濯できませんのでご注意ください。

続いてダウンコートの襟の黄ばみの落とし方です。

1つ目に中性洗剤を使った方法です。

洗濯手順は初めに軽く湿らしたスポンジに中性洗剤の原液をつけます。

次にスポンジで襟の部分を叩きながら汚れを落としていきます。

最後にぬるま湯で濡らしたタオルで洗剤を拭き取ります。

2、3回拭き取りの手順を繰り返すとしっかり洗剤が落ちます。

2つ目にクレンジングオイルを使う方法です。

最初にコットンやスポンジにクレンジングオイルをつけます。

こちらも襟の部分を叩きながら汚れを落としていきます。

最後にぬるま湯で濡らしたタオルで洗剤を拭き取ります。

最後の手順である拭き取りは、洗濯が可能なものであれば洗濯機で洗っても構いません。

洗濯表示をご確認ください。

襟に黄ばみが!時間がたった色物シャツはこうすれば解決

カラーが入ったワイシャツは黄ばみを落とす際に色落ちしないか不安になりますよね。

色物シャツで絶対やってはいけないことは塩素系漂白剤を使ってしまうことで、塩素系漂白剤は原則白いワイシャツにしか使えません。

酵素系漂白剤は色物にも使ってよいとされていますので、襟の黄ばみを落とす際にも使って大丈夫です。

ただし、念のため事前に色落ちするかどうか目立たない箇所でテストをする事をおすすめします。

また、色物の場合は付け置きをする際も時間を短くしておくと安心です。

酵素系漂白剤以外でおすすめしたいアイテムは「ウタマロリキッド」です。

ウタマロリキッドは部分洗い用の洗濯用洗剤ですが、おしゃれ着や色物にも使うことができます。

また、肌や生地へのダメージもあまりない優しい成分で出来ているので安心して利用できます。

化粧汚れや食べ汚れ、黄ばみなど幅広い汚れを落とせる万能アイテムです。

黄ばみを落としたい際の手順は、まず初めに黄ばみの部分を水でしっかり濡らします。

続いて、襟の黄ばみ部分にウタマロリキッドを直接染み込ませていきます。

最後にしっかりと揉み洗いして洗い流し、普段の洗濯を行ってください。

また、時間が経ってしまった黄ばみはぬるま湯にウタマロリキッドを入れてつけ置きすると効果的です。

ただし、ウタマロリキッドの場合も目立たないところに付けて色落ちしないか5分ほど様子を見るテストを行うことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか。今回はワイシャツの襟の黄ばみを落とす方法についてご紹介しました。

ワイシャツにはセスキ炭酸ソーダや酵素系漂白剤と重曹を用いた方法が効果的なようです。

また、コートについてもコートの生地によって方法を変えながらご自宅で黄ばみを落とすことが可能です。

ただし、色物のワイシャツについては利用できない方法もあるのでご注意ください。

色物のワイシャツの黄ばみを落としたい場合はどの方法を行うにもテストをしながら慎重に行った方が良いようです。